星空には、星座を作る星(恒星)のほかに、「惑星」も光っています。地球いがいの太陽系の8つの惑星のうち、金星、火星、木星、土星はとくに明るく光り、星空の中で、ほかの星よりも明るく目立ちます。
ところが、「星座早見盤」で調べても、惑星の場所がのっていません。それは、星空のなかで惑星の光る場所が毎日少しずつ動いていくからです。
明るい惑星は目でかんたんに見つけられますが、惑星をくわしく観察するときには、天体望遠鏡(てんたいぼうえんきょう)が必要です。
土星を天体望遠鏡で見ると、土星に環(わ=リング)があるのがわかります。
木星を天体望遠鏡で見ると、木星にしまもようがあることや、すぐそばに木星の衛星(えいせい)が光っているのがわかります。木星の衛星は、双眼鏡(そうがんきょう)でも見つけることができます。
火星を、「火星接近」で地球に近づいているときに天体望遠鏡で見ると、明るいもようと暗いもようがあるのがわかります。
情報提供元: アストロアーツ(外部サイト)