太陽系の第七番惑星(だいななばんわくせい)。内側から数えて7番目の惑星という意味だ。
英語名のUranus(ウラヌス) はギリシア神話の天空の神様。
大きさは地球の4倍、重さは14.5倍。
天王星は1781年に、イギリスの天文学者(生まれはドイツ)であるウィリアム・ハーシェル(大ハーシェル)によって発見された。地球の約4倍の直径をもつ木星型のガス惑星だ。比重(ひじゅう)は1.27で木星とほぼ同じ。この惑星が風変わりなのは自転の方向と太陽を回る公転の方向が98度ずれていて、横だおしの状態で太陽の周りを回っていることだ。太陽系の歴史の初期に原始惑星(げんしわくせい)の衝突(しょうとつ)によって自転軸が傾いたためと考えられている。11本のリングがある。2012年7月現在で27個の衛星が発見されている。
情報提供元: アストロアーツ(外部サイト)