星空の中で、明るい星と星をつないで、ひとまとめにしたものを「星座」という。「ヘルクレス座」、「わし座」、「こと座」というように、それぞれの星座には、人や神様、動物、道具などの名前が付けられている。
世界共通で定められた星座は全部で88個あるが、地球上の位置によって見えないものもある。日本では88星座のうち79の星座しか見えない。また、同じ場所においても季節によって、ある星座が見えやすかったり、見えにくかったりする。そこで、春に見やすい星座を「春の星座」、夏に見やすい星座を「夏の星座」、秋に見やすい星座を「秋の星座」、冬に見やすい星座を「冬の星座」とよんでいる。ただし、季節の星座は必ずしもその季節でなければ見えないというわけではなく、北の空には一年中必ず見ることのできる星座もある。
情報提供元: アストロアーツ(外部サイト)