服をつくった人の作業が見える服!?
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2024/11/20
ドイツ
こんなことがかいてあるよ!
- ドイツには、つくった人の作業が模様になっている服を売るブランドがあるんだ。
- 服を買うとき、見た目や値段だけじゃなくて、だれが、どこで、どうやってつくったかも考えてみてから、買うかどうか決められるといいかもね。
みんなが服を買うとしたら、どんな服を選ぶかな?
自分が好きな色の服がいい!
はやっている服がほしい!
ボタンはとめるのがめんどうだから、Tシャツかトレーナーがいいな!
そういえば、前に「それは高いからダメ!」って言われたことあるな…。
きっと、買いたい服の見た目や値段で選ぶことが多いんじゃないかな。
でも、どんな服でも、その服をつくった人がいるはず!
もしかしたら、とっても暑い工場で長い時間働かされて、お給料を少ししかもらっていない人がつくってるかもしれない。
そんなふうに、だれがどんなふうに服をつくっているのかを、服を買う人に考えてもらう。
これにちょうせんしているのが、ドイツのファッションブランド「HUMAN TOUCH(ヒューマン・タッチ)」だ!
ヒューマン・タッチの服は、どれも白い生地(きじ)に、黒い模様がついている。その模様をよく見ると…あれ、指紋(しもん)!?
実はこの模様は、服をつくる人が、手に黒いインクをつけてできたものなんだ。だから、だれかがこの服をつくってくれたことが一目でわかるし、世界に1つだけの服ができあがるんだね。
黒い指紋だけじゃ、つくった人たちがどんな環境で、どんな気持ちでいたのかわからないかもしれない。でも、そのことを考えるきっかけにはなるんじゃないかな。
そうすると、みんながもっと自分の服を大切にできるようになると思うんだ。
ひとつひとつのものごとのうらがわに、どんなことが起きているか。そういったことを想像できる人が増えると、みんなにとってより生きやすい社会になっていくかもしれないね!
情報提供:IDEAS FOR GOOD(ハーチ株式会社)