
ヒゲベンチ、いっしょに座って話してみたら?
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2025/03/27

イギリス
こんなことがかいてあるよ!
- シーソーみたいなヒゲベンチは、会話のきっかけをつくるベンチ。
- だれかと会話をすることで、なやんでいる人の心が軽くなったらいいなという思いがこめられているよ。
イギリスの首都、ロンドンのまちにとつぜん、なぞの黒い物体が現れた! これはなんだろう?

Image via Movember
実は、これはベンチなんだ。ただ、見ての通りシーソーみたいになっているから、だれかといっしょにうまくバランスを取らないと座れないんだ。
どうしてこんな、座りづらいベンチをつくったんだろう?
そのわけは、だれかと会話する時間をつくりたかったからなんだ。このベンチに座ろうとしたら、仲の良い友だちはもちろん、たとえ知らない人でも、「これはなんだろうね?」「もうちょっと右に座って!」なんて会話が生まれそうだよね!
じゃあ、なんで会話する時間を作りたかったんだろう?
それは、だれかと会話することで、心が軽くなるから。悲しいことや不安なこと、なやんでいることがあっても、だれかと話すと、心が落ち着くことがあるよね。
イギリスには「A problem shared is a problem halved(話したなやみは、半分になる)」ということわざがある。このベンチはそのことわざにならって、会話のきっかけをつくっているんだ。

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そして気になるのが、後ろの黒い背もたれ。あれは何のマークだろう…
あれは、ヒゲの形だ! でも、ヒゲとベンチにどんな関係があるんだろう?
実は、世界中で自ら命を絶ってしまう人のうち、3人に2人が男の人なんだ。なやんでいる男の人が多い社会を表現して、男性の象徴ともいえるヒゲの形にしているよ。

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だからといって、男の人だけが座って話せるというわけじゃないよ。このベンチがまちの中にあることで、性別に関係なくだれでも気軽に会話をして、気持ちが軽くなるようにしているんだ。
このベンチは、まちの中だけじゃなくて、学校や家の中でも使えるアイデアかもしれない。わざと「どうして?」と思ってしまうデザインにしたり、使いづらくしてみたりすることで、考えたり、だれかと話したりするきっかけになるんだね!
情報提供:IDEAS FOR GOOD(ハーチ株式会社)