ペイフォワード(Pay it forward)ってなに?
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2024/01/11
こんなことがかいてあるよ!
- 自分が人に親切にしてもらったら、別の誰かに親切なことを自分がしようというアイデアを、ペイフォワード(Pay it forward)っていうよ。
- 社会全体をもっと良いものにするための、1つの方法かもしれないと考えられているんだ。
ペイフォワード(Pay it forward)ってなに?
みんなは、「ペイフォワード(Pay it forward)」っていう映画を見たことはあるかな?
映画の主人公は、中学1年生のトレバーという男の子。中学校最初の社会科の授業で「もし君たちが世界を変えたいと思ったら、何をする?」と先生から質問されるんだ。
いろいろと悩んだトレバーは「人から親切にしてもらったら、その人ではない周りの別の3人に親切なことを自分がしていく」というアイデアを思いつくんだ。トレバーのアイデアが紹介された後も、映画は続いていくよ。
ペイフォワード(Pay it forward)って例えばどんなこと?
実際の社会で、ペイフォワード(Pay it forward)って進んでいるんだろうか?
例えば、自分が落とし物をしてしまったときに、地域の交番や施設の案内所などに届いていたりしたことはないかな?
一度そんな経験をすると、自分が誰かの落とし物を見つけたときに、届けてあげようと思うんじゃないかな。
また、「ボーダレス・ジャパン」という会社は、社会にある問題を解決するために、新しく仕事をつくろうとする人たちをサポートしているんだ。
でも、新しく仕事をつくるには、たくさんのお金が必要だね。そこで、今までボーダレスジャパンにサポートしてもらって成功した人たちが、自分たちの得たお金を、新しく仕事をつくろうとする次の人たちに渡していく、という仕組みをつくったんだ。
自分が助けてもらったからこそ、別の人たちのことも助けようとすることで、より良い社会に変えていこうとする、ペイフォワード型のビジネスの例といえそうだね。
こんな風に、みんなで助け合い、親切なことをお返ししていく世界に、みんなも変えていってみない?
情報提供:IDEAS FOR GOOD(ハーチ株式会社)