ごみの山は、宝の山!ペットボトルと空き缶1本ずつで、本を1冊プレゼント!
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2024/05/17
イタリア
こんなことがかいてあるよ!
- ごみになったペットボトルと空き缶を1本ずつ持っていくと、1冊の本と交換できる本屋さんが、イタリアの南にある町ポッラにあるんだって。
- 今まで価値がなかったものに、価値が見いだせると、いろんな価値を認め合える!そんな考えが、この本屋さんからもっと広がったらいいね!
道に落ちている、ペットボトルや空き缶のごみ。
みんなはそれを見て、何を考えるだろう?
イタリアの南にある町、ポッラの子どもたちは「やったー!これで本が読める!」と考えるのかもしれないんだ。
それもそのはず!小さな町ポッラには、ごみになったペットボトルと空き缶を1本ずつ持っていくと、14歳未満であれば誰でも1冊の本と交換できる本屋さんがあるんだ。
その本屋さんを始めたのは、ミケーレさん。
あるときミケーレさんは、目の前にあったごみの山も、リサイクルセンターに持って行けば、300~400ユーロ(2024年5月の日本円は1ユーロ約160円くらいだから、50,000円以上になる)の価値があることを知ったんだって。だったらその価値あるごみを、自分が売っている本に変えてみるのはどうだろう?
そんなふうに考え始めたのが、きっかけだったんだとか。
今までは、その価値に気づいていなかったものでも、違った見方をすることで、新しい価値に気づけるかもしれない。そうすれば、ごみだって宝の山!
そんなふうに、今までと考え方を変えようとする人が増えていけば、いろんな価値に気づける、より豊かな社会に少し近づくかもしれないね。
情報提供:IDEAS FOR GOOD(ハーチ株式会社)