生活に使える水は0.01%?飲めない海水を安全に飲む方法
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2024/05/07
アメリカ合衆国
こんなことがかいてあるよ!
- 身の回りに、たくさんあると思われている水。でも実は、そのうちのたった0.01%だけしか、人は生活に使えないんだ!
- そんな中、海水を使える水に変える装置が、発明されたんだって!
「地球は青かった。」宇宙から地球を見たガガーリン(1961年に世界で初めて有人宇宙飛行をした人)は、そう言ったんだって。それもそのはず!だって、地球のほとんどは水でおおわれているからね。
でも実は、その水のほとんどが、飲む、料理に使うといった人間の生活には使えないらしいんだ。
そもそも、地球のほとんどの水は、海水。その海水は、塩がたくさん入っているから、大量に飲むと命の危険がある!
じゃあ、海水じゃない水はどれくらいあるのかというと、全体のたった3%!そのうち、人間が生活に使える水って、全体の0.01%しかないんだって!!!
そんな少ない水で、地球に住む100億人が生活する。数字だけ見ても、水が足りなそうだよね…
じゃあ、どうするか?誰もが自分で、生活に使える水をつくれるようにすればいいんじゃない?!そう考えて発明されたのが、この装置!
2023年9月に、アメリカと中国の大学が、共同で発明したこの装置は、太陽の光と海水さえあれば、どこでも、誰にでも、生活に必要な水がつくれるんだ!
この装置はいくつかの層に分かれていて、一番上の層には太陽光パネルが設置されている。太陽光パネルは光を集めて熱エネルギーに変換することができるから、まずは、その熱を使って海水を蒸発させるんだ。
海水が蒸発する時に出る水蒸気には塩分が含まれていないから、塩分が含まれていない水蒸気だけを装置の下層に移動させて冷やすと、飲める水ができるという仕組みになっている。
こういった技術は、この先必要なのは間違いない!今はまだ開発段階の装置だけど、多くの人が使える日が待ち遠しいね。
情報提供:IDEAS FOR GOOD(ハーチ株式会社)