代替肉ってなに？

代替肉ってなに？

お肉みたいだけどお肉じゃない？「代替肉」って知ってる？

お肉っておいしいよね。ハンバーグやステーキ、焼肉、みんなは何が好きかな？でも、お肉を食べると、地球環境や食べられる動物の幸せについて問題が気になることもあるよ。

たとえば、牛肉をつくるためには、たくさんの水や食料、広い土地などが必要になるよ。牛のうんちが川や海を汚す原因にもなることも。

ほかにも、鶏（とり）を飼う場所は、狭いスペースにぎゅうぎゅうになっていることが多いんだ。そのことで、鶏たちは十分な運動や睡眠がとれなくて、ストレスや病気に苦しむことになっているよ。

そんななか注目されているのが「代替肉（だいたいにく）」。代替肉とは、牛や豚、鶏などの動物のお肉の代わりに、植物などを加工してつくるお肉のことだよ。

大豆や小麦、きのこなどの植物で作られたものや、動物の細胞を活用した代替肉もあって、最近では本物のお肉と見分けがつかないほどのものも登場しているんだ。

代替肉は、この数年間で研究がぐっと進み、みんなの周りにも増えてきた。日本でもコンビニやファストフード店などでも代替肉を使った商品が気軽に手に入るようになっているよ。

代替肉が当たり前になる未来は、どんな世界になるのか、想像してみよう。地球環境や動物の幸せに配慮した食事をする未来になるかもしれないね。