昆虫食ってなに？

昆虫食ってなに？

昆虫食とは、言葉の通り、昆虫を食べることだよ。野原に飛んでいるバッタを見て、おいしそうだと思う人はあまりいないかもしれないね。でも実は今すごく注目されているのが、この昆虫食なんだ。日本でも、イナゴ（バッタの仲間）の佃煮（つくだに）のように、昆虫からつくる料理があるよ。

昆虫食が注目されているのは、世界的に「昆虫食が、世界を救うかもしれない」と発表されたからなんだ！

でも、なぜ昆虫食が世界を救うかもしれないんだろう？それは、すごいスピードで人口が増えていて、将来食べ物が足りなくなることが心配されているからなんだ。人が増えれば、それだけ食べるものも必要になるよね。実は、昆虫はとても栄養がある。誰でも栄養のある食事ができるようにするために、安くて栄養のある昆虫食に期待が集まっているんだね。

昆虫食の良いところは？これから改善するところは？

昆虫食の良いところは、タンパク質が豊富で栄養満点なこと。そして、牛や豚、鶏に比べて育てる時に水もエサも少なくてすむこと。また、結果として育てる時の二酸化炭素が出る量も少なくすむことなどが挙げられるよ。

とはいえ、いいことばかりかといえば、そんなことはないんだ。例えば、カニやエビなどを食べられない、アレルギーの人っているよね。そういう人たちは、昆虫にもアレルギーがあるかもしれない。あとは、伝染病などの病気。今まで食べていなかったものだから、新しい病気になってしまう可能性もあるかもしれないね。

昆虫食ってどこで買える？

世界的にも注目されている昆虫食。だから、日本でも買うことができる昆虫食の種類やお店の数もだんだん増えてきているんだ。例えば、無印良品では、コオロギチョコやコオロギせんべいを売っているよ。

昔は昆虫食が給食として出された地域もあるんだ。お家や給食で昆虫を食べる日がまた来るかもしれないね…！