
世界をハッピーにするチョコレート!?
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2025/01/30

オランダ
こんなことがかいてあるよ!
- チョコレートのもとになるカカオ豆をつくっている人たちは、つらい思いをしながら働いていることが多いんだって。
- そんな問題を解決しようとしているのが、「トニーズチョコロンリー」というオランダのチョコレート会社なんだ。
2月によく見るおかしといえば?

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バレンタインデーが近くなると、たくさんのチョコレートが売られるよね!
でも実は、チョコレートをつくるためのカカオ豆は、農家の人や、時には子どもたちまでもがつらい思いをしながら働かされてつくられていることが多いんだ。
アフリカでは、156万人もの子どもたちがカカオ豆を作るために、学校に行けずに働いているといわれているんだ。さらに、いっしょうけんめいカカオ豆をつくっても、とても安い価格でしか買ってもらえなくて、貧しく生活している人もたくさんいる。
そんな問題を解決しようとしているのが、「トニーズチョコロンリー」というオランダのチョコレート会社だよ!
オランダ人のトニーさんが始めた会社で、「つらい思いをしながら働く人がだれもいないチョコレート」づくりを目指しているんだ。

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トニーズチョコロンリーは、どんなことを大切にしているんだろう。
例えば、だれがどんなふうにつくったカカオ豆なのかがわかる農園から、カカオ豆を直接買うようにしているんだ。これは、働く人たちがつらい思いをしている農園にお金をはらわないようにするためなんだ。
さらに、カカオを買うときに、ほかのチョコレート会社よりも高いお金を農家にはらったり、カカオ農園がもっと働きやすい場所になるように、農家の人たちが自分たちの考えを言える場をつくったりしているんだ。

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トニーズチョコロンリーのチョコレートは、味ももちろんおいしい! それに、見た目もカラフルで楽しいデザインになっているんだ。だから、パッケージを見て買いたくなる人もたくさんいるんだって!

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そして中を見ると、割れ目がばらばらになっていて、なんだかワクワクするね…! 実はこれ、世の中の人が平等じゃない今の世界の問題を表現しているんだって。でもそれを楽しい形で表現して、買った人にメッセージを受け取ってもらいやすくしているんだ。

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2月は、チョコレートを食べることが多いかも。そのチョコレートは、だれがどこでどんなふうにつくったものなのか、想像してみてね!
情報提供:IDEAS FOR GOOD(ハーチ株式会社)