オランダのクリスマスツリー回収チャレンジ
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2024/12/19
オランダ
こんなことがかいてあるよ!
- ヨーロッパのクリスマスでは、本物のもみの木でクリスマスツリーをつくることが多い。でも、終わったらごみとして捨ててしまうことがほとんどなんだ。
- ところが、オランダでは、クリスマス後にツリーを回収して土にもどす新しいチャレンジが始まっているんだ!
冬のイベントといえば、クリスマスだね!
まちを歩くと、いろんなところでクリスマスツリーを目にするよね。特に本場ヨーロッパでは、それぞれの家で本物のもみの木にかざりつけをするんだって!
でもクリスマスが終わったら、ほとんどのツリーはごみとして出され、燃やされたり、うめたてられたりされてしまうんだ…。なんと毎年5000万本くらいの木がクリスマスツリーのために切られて、クリスマスが終わったら捨てられているんだとか。
そんな中、オランダの首都アムステルダムでは、クリスマスツリーの木を回収して、ごみにしないで土にもどすチャレンジが始まっているよ! 回収されたツリーは、「コンポスト」という、微生物(びせいぶつ)の力を利用して草木や生ごみを土にもどす仕組みで、栄養たっぷりの土に生まれ変わるんだ。
まちのみんながツリーを回収場所に持ってきてくれるようなくふうもしているよ。ツリーを持ってきてくれた人には、オランダのサステナブルグッズ(自然や社会にやさしいグッズ)をプレゼントしているんだ!
例えば、クリスマスツリーからつくった、いいかおりのスプレー!
それから、ミツバチのための家! これも、クリスマスツリーを使ってつくられたものだよ。ミツバチは、さまざまな植物が実をつけるのを助けている大事な生き物だ。みんなの家にもミツバチの家をつるしておけば、まわりの自然を豊かにしてくれるかも!
持ってきたツリーは、その場で小さくカットするんだって。希望する人は、その小さくなったツリーを持って帰れるよ。もみの木のいいかおりを、家でも楽しむことができるんだ。
クリスマスはわくわくするイベントだよね。だからこそ、終わったらたくさんのごみが出てしまうなんて悲しい。地球にもやさしい解決策があれば、サンタクロースもきっと喜ぶんじゃないかな!
情報提供:IDEAS FOR GOOD(ハーチ株式会社)