コウモリといっしょに住むと、ハッピーライフが待っている!?
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2024/11/28
アメリカ合衆国
こんなことがかいてあるよ!
- 人にとってちょっと困っちゃう虫と上手(じょうず)に生活していくのに、コウモリのための小さな家がヒントになるかも!
- 人間以外の生き物と協力することで、おたがいにとってよりよい生活につながることがあるよ。
みんなは虫が好きかな? 夏にカブトムシを探したり、トンボの目の前で指をくるくるしたりしたこともあるかな?
一方で、ちょっと困っちゃう虫もいるよね。例えば…
さされると、かゆくなっちゃう蚊(か)!
せんたく物にとまるとにおいがついちゃうカメムシ!
とはいえそんな虫たちも、この世界からいなくなってしまったら、その虫たちをエサにしていたほかの生き物が生きられなくなってしまって、めぐりめぐって人間の生活にもえいきょうが出るんだ。
じゃあ、どうしたらいいんだろう…。
そのヒントになりそうなのが、アメリカでつくられた、コウモリのための小さな家!
この小さな家は、みんなの家のカベや、庭に取り付けられるんだ。
夜に活動するコウモリは、夜の間だけで、なんと何千匹(びき)もの虫を食べてるんだって! だから、このコウモリの家を取り付けると、家の近くに来る蚊をコウモリがたくさん食べてくれるんだ。
そして、コウモリはこれまで住んでいた木が切られて住む場所が減ってしまったせいで、だんだん数が減っている。そんなコウモリにとっては、安心してねむれる家があることが大事なんだ。
でも、コウモリって安全なの? ばいきんがついているとだれかが言っていた気もするし、近くにいると思うと、ちょっとこわい…。
そんなイメージを持っている人もいるかもね。
でも実際は、アメリカや日本には、人間に大きな病気をうつすウイルスを持っているコウモリはほとんどないんだ。それに、人間の血を吸ったり、かみついたりすることもあまりないんだって。
まずは一度コウモリといっしょに住んでみると、コウモリが本当は安全でやさしい生き物だということが、わかるかもしれないね!
コウモリのためにもなり、人の生活も快適にしてくれる、コウモリの家。
人間だけのために何か新しいものをつくるんじゃなくて、今いる生き物と力をあわせて、それぞれがほどよいバランスで生活できるように考えていくことも大事にしたいね。
情報提供:IDEAS FOR GOOD(ハーチ株式会社)