汚くないの?おしっこを石けんにリサイクル!?
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2024/04/18
オランダ
こんなことがかいてあるよ!
- リサイクルすることが大事というけれど、実際にどうやって、何にリサイクルされているか知ってる?
- 自分のおしっこを届けて、おしっこでできた石けんをもらう。リサイクルの前後の姿を見ることで、リサイクルへの理解も深まるかも?!
ものをリサイクルすることは大切!
このことを知っている人は多いよね。でも、何がどうやってリサイクルされているのか、知っている人は少ないんじゃないかな?
分別回収ボックスにごみを分別して入れたら、その後のことを知らなくていいのかな?
そんなふうに考えて、おしっこを寄付してもらったら、おしっこでつくった石けんを配る活動をしているのが、オランダに住むアーサーさん。
おしっこのように捨てられてしまうもの、つまりごみを使って何ができるか、みんなが自分自身で考えてほしいと思って、アーサーさんはこの活動を始めたんだって。
石けんは、使い終わった油、草木を燃やした後の灰、オレンジの皮、そしておしっこでできているんだって!おしっこに苛性(かせい)ソーダを加えて殺菌をするから、衛生的にも問題がなくなるんだ。
材料のほとんどが、毎日みんなが生活する中で、何も考えずに捨てられてしまうごみなんだ。さらに、石けんをつくるのに、特別な機械が必要じゃないから、自分の家でも作れるよ。
リサイクルって、工場や機械がないとできないと思いがちだけど、そうでもないんだね。
おしっこを、何かにもう一度使えないかな?と考えるリサイクルの考え方。
大事なのは、それだけじゃないのかも...
おしっこみたいな汚いと思うものでも、きれいな石けんに変えられるという逆転の発想。この発想が、身の回りのものの見方を、大きく変えるきっかけになるかもしれないね。
情報提供:IDEAS FOR GOOD(ハーチ株式会社)