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みかん

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基本データ

分類
野菜・きのこ・くだもの
早生みかんは7月~9月ごろ、温州みかんは一年中出回っているが、10月から3月ごろ、紀州みかんは11月から3月ごろ、ポンカンは1月~2月ごろが旬。

※旬(しゅん)は、地域やその年の気候などにより異なる場合があります。

原産地・分布地
温州(うんしゅう)みかんは鹿児島県が原産。愛媛県、静岡県などでさいばいされている。ポンカンはインドが原産で、鹿児島県、高知県などでさいばいされている。
栄養の特徴
75%ぐらいが水分。ビタミンC、ペクチンが多く、カロチンも含んでいる。

※くわしくは、上のグラフを確認してみましょう。

説明

ミカン科カンキツ属の果実。秋、冬、春の間、食卓には欠かせない果物です。温州(うんしゅう)みかんは、江戸時代初期から鹿児島県でさいばいされている日本の代表的なみかんです。種がなく、果皮がむきやすいので食べやすい品種です。
みかんは品種が多く、夏に出回る果皮がみどり色の早生(わせ)みかん、中国が原産で、果実が少し小さい紀州(きしゅう)みかん、甘みが強くかおりのよいポンカン、イヨカンなどがあります。
「みかんが黄色くなると医者が青くなる」という格言は、みかんが黄色くなる秋ごろには食欲が出て、体調もよくなることから、医者にかかる人が少なくなるというたとえです。

選び方のポイント

  • 手でもった時に重いもの。
  • 果皮がうすいもの。
  • 果皮のツヤがあるもの。
  • 果肉が詰まっているもの。
  • 扁球形のもの。
  • ヘタが小さく青いもの。

料理メモ

  • 果皮はむきやすく、種がないのでたべやすい。
  • 生のまま食べることが多く、サラダ、アイスクリーム、ヨーグルトなどにそえて食べるとおいしい。
  • 果汁には、りんご、ももなどのように色を悪くする酵素(ポリフェノールオキシダーゼ)の働きが少なく、ビタミンCも酸化されにくいので、ジュース、サワーにして飲むとよい。
  • オレンジのかわりに、肉、魚料理のソースにしてもおいしい。
  • 冷凍みかんにしてたべてもおいしい。
  • 加工品にはシロップ漬けの缶詰がある。
  • 水分の蒸発をふせぐため、果皮にワックスがぬられていることが多い。

情報提供元: 合同出版(外部サイト)

  

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