※旬(しゅん)は、地域やその年の気候などにより異なる場合があります。
※くわしくは、上のグラフを確認してみましょう。
バラ科ナシ属の果実。なしは、日本なし、西洋なし、中国なしの3種類にわかれます。水分を多く含んでいる果物です。
日本なしは、日本書紀の時代からさいばいされている歴史の古い果物で、江戸時代からはなし園で多くさいばいされるようになりました。英語では「サンドペア」(sand pear:砂なし)と書き、シャキシャキとした歯ごたえが特徴です。果実は扁球形で、果皮が赤かっ色(せきかっしょく)の赤なし(長十朗、幸水など)と黄みどり色の青なし(二十世紀など)の品種にわかれます。
なしは「無し」に通じ、それを嫌って「ありの実」ともいいます。
情報提供元: 合同出版(外部サイト)