キーワードからさがす
全ての図鑑
 

小麦

  • 小麦
  • 小麦
  • 小麦

小麦

小麦

小麦

基本データ

分類
こくもつ・豆
秋に種をまく冬小麦は5~6月ごろ、春に種をまく春小麦は8~10月ごろに収穫される。

※旬(しゅん)は、地域やその年の気候などにより異なる場合があります。

原産地・分布地
アフガニスタンからカスピ海地域が原産、北海道などでさいばいされている。
栄養の特徴
主成分は糖質、たんぱく質。

※くわしくは、上のグラフを確認してみましょう。

説明

イネ科の一~二年草。さいばいの歴史は古く、紀元前50~100年といわれ、現在、世界でいちばん多くさいばいされている食材です。品種はとても多く、秋に種をまく冬小麦と、春に種をまく春小麦にわけられます。
小麦から作られる小麦粉には強力粉(きょうりきこ)、準強力粉(じゅんきょうりきこ)、中力粉(ちゅうりきこ)、薄力粉(はくりきこ)などの種類があり、たんぱく質の含有量、グルテン(たんぱく質の中に含まれるグリアジン、グルテニンが水によって結びついたもの)の質によってわけられます。小麦粉は使用目的に応じて使いわけます。グルテンはパンにふくらみ、めん類には独特の歯ざわりを与えます。

選び方のポイント

  • 小麦粉の種類
    強力粉…たんぱく質が12%ぐらい。パンなどに使われる。
    中力粉…たんぱく質が8~9.5%ぐらい。そうめん、うどんなどに使われる。
    薄力粉…たんぱく質が6.5~8.0%ぐらい。お菓子、天ぷらのころもなどに使われる。
    ※開封したら冷蔵庫で保存し、はやめに使ってしまう。

料理メモ

  • 調理の使用目的に応じた小麦粉を選ぶようにする。
  • 小麦粉の調理には、原則として水を加え、まず生地(きじ)を作ることからはじめる。生地の水分量によって、次のようにわけられる。
    1.ドウ…水分がなく、ねり粉(こ)が形を保つぐらいの生地。パン生地、めん、ぎょうざの皮、パイ生地、ドーナッツなどにする。
    2.バッター…水分が多く、ねり粉が形を保つことができない生地。お菓子、天ぷらのころもなどにする。
  • 肉、魚を加熱する時、表面に小麦粉をまぶしておくと、うま味(み)が外に逃げるのをふせぐことができる。

情報提供元: 合同出版(外部サイト)

  

このページのタグ

タグ一覧ページをみる

こんな食材もあるよ!