「銀河系(ぎんがけい)」のように、何百億、何千億の恒星(こうせい)が集まった星の集団を「銀河(ぎんが)」という。正確には、銀河系の外にあるので「系外銀河(けいがいぎんが)」とよぶ。
天体望遠鏡(てんたいぼうえんきょう)や双眼鏡(そうがんきょう)で見ると、系外銀河はぼんやりとした雲のように見える。
系外銀河には、うずまきのような形がはっきりわかるものや、うずまきを作らずにだ円形のように見えるものもある。もっとも近い系外銀河は「M31アンドロメダ座大銀河」で、銀河系から230万光年離れたところにある。レンズのような形をしていて、天体写真をとると、うずまきがはっきりとわかる。星空のきれいなところなら、満月よりも大きなぼんやりとした光のかたまりが目でも見つけられるだろう。双眼鏡を使えば、もっと明るく見えるだろう。
・系外銀河(けいがいぎんが)
わたしたちの銀河の外にある別の銀河
(例)M31アンドロメダ座大銀河が有名。
情報提供元: アストロアーツ(外部サイト)