スポンジシティってなに?
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2024/02/01
こんなことがかいてあるよ!
- たくさんの雨水を都市でも吸収できるように、まちをつくりかえているスポンジシティが世界中で増えているよ。
- 例えば、屋上に農園をつくったり、穴の空いたコンクリートで水が染み込みやすくしたり、植物の力や発想の転換が重要なポイントみたい!
スポンジシティってなに?
スポンジって言われたら、何を想像するだろう?
たくさん水を吸収してくれるもの?
何かを洗うもの??
スポンジボブ???
でも、たくさんの水を吸えるシティ(まち)って、どういうこと?
まちの中で水を吸うのは、建物の屋上や壁、道路に植えた植物。また、コンクリートの地面に穴をあけて、雨水が染み込むようにしたりもしているんだとか。
そうやっていろんなところで、雨が地下に染み込むようにつくられたまちを、スポンジシティと呼んでいるんだ。
例えば、どんなまちがスポンジシティなの?
世界中には、スポンジのようなまちづくりを進める国が、たくさんあるんだ。
例えば、アジアで一番大きい屋上農園をつくった、タイの大学。屋上では、ただ野菜などをつくるだけじゃなくて、約1170万リットルもの水を貯められる施設も一緒につくったんだとか!
たくさんの水が貯められることは、逆にいえばいつでも好きな時に使うこともできるよね!それは、水を吸って、握れば水が絞り出せるスポンジそのもの!
また、デンマークでは、コンクリートの道路に穴を空けて、水が地下に染み込むようにしたんだって。おかげで、今までのただのコンクリート道路より、30%も多く雨水を吸収できるようになったんだとか!
吸収できる水の量が多くなったということは、スポンジのサイズが一回り大きくなったといえるかもしれないね。
スポンジシティは、これから増えていくの?
タイやデンマークで試されている方法が、どこの国、どこのまちでもうまくいくかはわからないよね。
単純に真似をすればいいわけじゃないけれど、これからまちをつくっていく時に、重要なポイントになることは間違いない!
みんなの住んでいるまちも、大雨の時の対策はどうなっているのか、調べてみるといいかもね!
情報提供:IDEAS FOR GOOD(ハーチ株式会社)