マイクロプラスチックってなに?
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2023/10/30
こんなことがかいてあるよ!
- プラスチックが小さくて細かくなったものを、マイクロプラスチックと言うよ。
- 一度自然に出されると、土などにかえらずに残ってしまうんだ。
マイクロプラスチックってなに?
プラスチックは基本的には土などの自然にかえらずに残ってしまうものなんだ。そのプラスチックが小さくて細かくなったものを、マイクロプラスチックって言うんだよ。
どれくらい小さいものを「マイクロプラスチック」と呼ぶかは、研究者によって色々。1mmより小さいものだ、と言う人もいれば、5mmより小さいものとする人もいる。でも、大体は小指の爪よりもっと小さくなったくらいのものを「マイクロプラスチック」と呼ぶんだ。
ではマイクロプラスチックはどこから来るんだろう?生まれる場所によって2種類に分けられるよ。
1つ目は、製品にもともと入っているマイクロプラスチック。例えば、歯磨き粉やメイク用品やネイルに入っている細かい粒やラメなどがこれにあたるよ。これらは「一次マイクロプラスチック」と呼ばれている。
2つ目は、プラスチックゴミが太陽や波で壊れたもの。たとえば道にポイ捨てされたペットボトルやビニール袋が、太陽の光で溶けたり風や波の力で細かくなったりしたものだよ。これらは「二次マイクロプラスチック」と呼ばれているんだ。
マイクロプラスチックの何が問題なんだろう?
例えば、海の中にはたくさんのマイクロプラスチックがあるんだ。魚がそれを食べてしまうことがあるよ。死んじゃった魚のおなかを開けてみるとマイクロプラスチックがぎっしり、なんてこともある。そして、その魚を私たちが食べると、その小さなプラスチックも一緒に食べてしまうことになる。魚も人間もおなかが痛くなってしまったり、病気になってしまうかもしれないんだ。
実は、日本のまわりの海は水の流れの関係で、マイクロプラスチックが集まりやすいことが分かっている。そして、将来もっと増える可能性があるんだよ。マイクロプラスチックをどうしたら減らせるのか、いい考えがあったら教えてね。
情報提供:IDEAS FOR GOOD(ハーチ株式会社)