3Rってなに?
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2023/10/30
こんなことがかいてあるよ!
- 3Rとは、Reduce(リデュース)、Reuse(リユース)、Recycle(リサイクル)の3つのことだよ。
- 英語では全部最初に「R」がつくから、3Rっていうんだ。
3Rってなに?
3R は Reduce(リデュース)、Reuse(リユース)、Recycle(リサイクル)の3つのこと。英語では全部最初に「R」がつくから、3Rっていうんだ。
3つの「R」それぞれの意味は?
それぞれのRは、どういう意味なんだろう?
リデュースは、捨てるごみを減らすこと。例えば、紙コップの代わりに、マグカップや水筒を使ったり、ビニール袋の代わりに、マイバックを使ったりすることだ。あとは、何か商品を作るときに、長く使えるものを作ることも、リデュースしてることになるね。
リユースは、もう使わなくなったものを、捨てないでそのまま他の人に使ってもらうこと。例えば、自分が着ていた服を弟や妹にあげることや、フリーマーケットとかで買ったり売ったりするのもリユースっていえるね。
もっといえば、服を作っている人たちが、古くなった服を回収して、まだ使える部分をもう一度新たな服の一部として利用することもリユースだ。
最後に、リサイクル。リサイクルは、聞いたことがある人も多いんじゃないかな。これは使い終わったものを、一度素材の状態に戻して、違った形で使えるようにすることだ。例えば、牛乳パックを回収して、トイレットペーパーとしてまた使えるようにするのが、リサイクルだね。
3Rって何をすればいいの?
私たちにできる3Rって何だろう?いくつかの例を考えてみたよ。
Reduce(リデュース)は、「マイバッグを持ち歩き」「むだな包装を断る」「修理をしながら長く使う」「レンタルやシェアリングサービスなどを使う」などがあるよ。
Reuse(リユース)は、「フリーマーケットやリサイクルショップの利用」「不要になったものをまわりの人にゆずる」などがあるね。
Recycle(リサイクル)は、「資源ごみはちゃんと分別する」「リサイクル素材でできた商品を買う」などができそうだね。
商品をつくる人たちができる3Rもあるよ。
Reduce(リデュース)では、こわれにくく修理しやすい商品を作ったり、修理や点検など、商品が買われた後もその商品のお世話をしたりすることなどがあるね。食品ロスを減らすための仕組みを作ることも大切だね。
Reuse(リユース)では、リユースがしやすいように、商品の部品や作り方を工夫するほかに、使われた商品を回収して部品や容器をふたたび使うことなどができるよ。
Recycle(リサイクル)では、使い終わった後にリサイクルがしやすいように商品を作ったり、自分たちが作った商品を、使われた後に回収・リサイクルするように努めることも大事だよ。
3Rの順番?
この3つは、どれも環境(かんきょう)にやさしい行動ではあるのだけれど、実は「これに先に取り組もう!」という順番があるんだ。
まずは、そもそもごみや必要ないものが出ない生活をすること。ごみや必要ないものが出なければ、リユースもリサイクルもする必要がないからね。だから、「リデュース」することが1番大事なんだ。
その次に、使わなくなったものを、そのまま他の人に使ってもらうこと。何もしなくても、ただ手渡すだけで、今まで通り使っていけるからね。だから、「リユース」が2番目。
そして、最後が「リサイクル」。リサイクルはリデュースもリユースもできないときの最後の手段といわれるよ。だから、まずは「リデュース」や「リユース」ができないか、考えてみてね。
他の「R」ってあるの?
実は、3R以外にも「R」がつく考え方があるんだ。例えば、不要なものはもらわない「Refuse(リフューズ)」や、修理するという意味の「Repair(リペア)」があるよ。
【クイズ!】
今回のお話に出てきた写真は、それぞれどの「R」にあたるかな?考えてみよう!
情報提供:IDEAS FOR GOOD(ハーチ株式会社)