海洋プラスチックってなに?
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2023/10/30
こんなことがかいてあるよ!
- 海洋プラスチックとは、海をただよっていたり、海岸に流れ着いたプラスチックごみのこと。
- 海の生物やめぐりめぐって私たちの生活にも悪い影響が出ると言われ、世界中で問題になっているんだ。
海洋プラスチックってなに?
海洋プラスチックとは、海をただよっていたり、海岸に流れ着いたプラスチックごみのことを言うよ。海の生物やめぐりめぐって私たちの生活にも悪い影響が出ると言われ、世界中で問題になっているんだ。
海洋プラスチックの何が問題なの?
海洋プラスチックが、どんな問題を起こしてしまうんだろう。
まず一番は、海の生き物が、エサとまちがえて食べてしまうこと。丈夫なプラスチックは、体の中でも消化されないんだ。だから、死んでしまった海の生き物の体の中からプラスチックが出てくることがたくさんあるんだ。
そして、小さくなったプラスチックが引き起こす問題。
海を漂って、少しずつ小さくなったプラスチックを、魚が食べて体の中にプラスチックが入る。次に、小さなプラスチックをたくさん食べた魚や貝を、人が食べる。
そうやって人の体に小さなプラスチックが入ることで、病気になったり、身体の調子が悪くなったりすることがわかってきているんだ。
2050年に、海洋プラスチックが魚の量を超える?
2016年の世界経済フォーラム(ダボス会議)という会議によると、2050年には海に住む魚の量より、海洋プラスチックごみの方が多くなるらしいんだ。
海で遊ぶ人は、もう誰もいないような世界になってしまうかもしれないね…。
海洋プラスチックを減らすため、みんなでできることは?
じゃあ、海洋プラスチックが少なくなるように、みんなで何ができるんだろう?例えば、ゴミのポイ捨てはしない(道にも川にも池にも!)ことや、マイボトル・マイバッグを持参したり何かを買う前に「これは本当に必要な物なのか?」を考えることで、ゴミになるものを減らすことができるかもしれないね。
これからもいろんな生き物が生きていける、そんな海であり続けるために、みんなができることから始めてみよう!
情報提供:IDEAS FOR GOOD(ハーチ株式会社)