オーガニックってなに?
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2023/10/30
こんなことがかいてあるよ!
- 「オーガニック」とは、農薬や化学肥料などに頼らない、自然の力を生かした生産方法や加工方法のことだよ。
- 体にやさしい食べ物になったり、地球の環境を守ることにつながるんだ。
オーガニックってなに?
オーガニックとは、農薬や化学肥料などに頼らない、自然の力を生かした生産方法や加工方法のことだよ。みんなの身近にあるものだと、ニンジンや玉ねぎなどの野菜や、Tシャツに、オーガニックなモノがあるかもしれないね。
なんでオーガニックって大事なの?
オーガニック(有機栽培)の目的の1つめは、体に悪い化学物質をできるだけ減らすことで食の安全性を高めることだよ。野菜や洋服の素材である綿(めん)を食べる虫たちを追い出すために、農薬が使われることがある。けれども、その農薬は体に悪いこともある。農薬を使わずに育てた野菜や果物のほうが、表面に農薬がついている可能性が低い。つまり、農薬が体の中に入る可能性が少なくなるから、より安心なんだ。
オーガニックの目的の2つめは、農薬や化学肥料によって水・土・空気等が汚れてしまうのを避けて、環境を守ることなんだ。化学肥料を使うと、実は土にもともとあった栄養がなくなってしまうことがある。すると、次の年にまた植物を植えても、枯れてしまうかもしれないし、ずっとその土で栽培することは難しくなるかもしれないんだ。最近では、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けてできることとして、オーガニックを盛り上げようとする動きもあるんだ。
オーガニックに注目してみよう
みんなが普段食べている野菜には、オーガニックはどれくらいあるんだろう。服の材料でもあるコットン(綿)は、化学肥料を使っていない綿花から作られたものもあるんだ。それをオーガニックコットンと呼んでいて、オーガニックコットンの服も最近増えてきたよ。身の周りのオーガニックを見つけて、環境を守ることについて考えてみよう。
情報提供:IDEAS FOR GOOD(ハーチ株式会社)