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いつもの生活に、「かくれ防災グッズ」を取り入れよう!

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2025/02/10

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こんなことがかいてあるよ!

  • 災害はとつぜんやってくるから、防災グッズを準備していても、それをどこに置いたのか忘れてしまったり、いざという時にうまく使えなかったりすることは実はよくあるんだって。
  • だからこそ、いつもの生活の中に防災を取り入れるという考え方が大事なんだ!

災害はとつぜんやってくる!

みんなは、地震(じしん)や洪水(こうずい)などの災害が起こった時のために、どんな準備をしているかな?

おうちや学校では、水や電気が使えなくなっても生活できるようにするための防災グッズを用意しているかもしれないね。

でも、せっかくまとめた防災グッズ、どこにあるかわかるかな…?

その防災グッズを、どうやって使うかわかるかな…?

Img via Shutterstock

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災害はとつぜんやってくるから、防災グッズを準備していても、それをどこに置いたのか忘れてしまったり、いざという時にうまく使えなかったりすることは実はよくあるんだって。

それに、ある調査では、災害対策をしている人は半分くらいで、残りのほとんどは「必要だと思っているけれど、まだできていない」んだって。

それなら、毎日の暮らしの中に防災を取り入れてみるのはどうだろう?

これは「フェーズフリー」と呼ばれる考え方で、災害の時に役立つものを、いつもの生活の中でも使っていくことなんだ。そうすることで、いざという時にあわてずに、自分や周りの人の命を守ることができるかもしないんだ。

今回は、そんなフェーズフリーのアイデアを3つしょうかいするよ!

災害の時は計量カップになる紙コップ

紙コップは、生活の中でよく使うものだよね。そんな紙コップも、デザインをちょっとくふうするだけで、災害の時に役に立つアイテムになるんだ。

この紙コップには、カラフルな線が入っているよね。

実はこれ、線が目盛りになっていて、災害の時には計量カップとして使えるんだ!

Image via アスクル

Image via アスクル

「合(ごう)」「カップ」「mL/cc」の3種類の目盛りがついていて、お米や水、粉ミルクなどを測ることができるよ。

災害が起きると、いつも台所で使っている計量カップが使えなくなることもある。そんな時にこのカップがあれば、ご飯をたいたり赤ちゃんのミルクをつくったりする時に困らないね!

ホイッスルになる動物キーホルダー

道を歩いている時や、おうちでゆっくり過ごしている時、勉強している時...。災害は、いつ何をしている時に起こるかわからない。もしひとりでいる時に災害が起こったら、どうしよう?

そこでかつやくするのが、この動物キーホルダー!

Image via effe

Image via effe

この動物キーホルダーは、実はホイッスル(ふえ)になっているんだって。だから、いつもはバッグにつけておいて、いざというときには「ピッ!」とふいて、助けを呼ぶことができるんだ。

いろんな動物のデザインがあるから、どれにしようか迷っちゃうね!

Image via effe

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災害の時にまちの役割が変わる『まちへん』

災害が起こった時には、地域の人たちと助け合うこともとても大事だよね。

でも、いざという時、どこに行けばいいんだろう? だれに何をお願いすればいいんだろう?

『まちへん』は、災害が起こった時に、地域のお店やしせつがどんな役割を果たすことができるのかを、ふだんからみんなに知らせておこうというアイデアなんだ!

Image via フェーズフリーアワード

Image via フェーズフリーアワード

たとえば、スーパーや商店などは災害時には食べ物の保管庫に、銭湯はみんなが水を使える場所になる。

こうした「いつも」と「災害時」の役割の変化を書いたシールをお店の前にはっておいたり、みんなが使えるアプリで場所を示しておくことで、いざという時に助けてもらえる場所がすぐにわかるんだ!

ふだんから『まちへん』のシールを見ていれば、困ったときも落ち着いて行動できるし、地域の人と助け合うきっかけにもなるんだって。

防災と聞くと、特別な準備をしなきゃいけないイメージがあるかもしれない。でも、こんなふうにいつもの生活の中に取り入れることができる防災のアイデアもたくさんあるんだ。

今回しょうかいしたアイデアを参考にして、いざという時のための備えを楽しく始めてみよう!

情報提供:IDEAS FOR GOOD(ハーチ株式会社)

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