美術館やサーフィンが、心の薬になる?
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2024/10/31
フランス
こんなことがかいてあるよ!
- 世界では、心が元気じゃない人が多くなってきているんだ。
- そんななか、フランスでは、心の病気になった人に、お医者さんが美術館に行くことをアドバイスすることがあるんだって。
世界では、心の病気になってしまう人が多くなってきているんだ。
特に、日本やドイツ、オーストラリアなどで、心の病気にかかっている人は多いんだって。
心を元気な状態に治すのは、お医者さんにとっても簡単なことではないんだ。たとえば、心の病気は薬を飲んでも治らないこともある。
そんななか、フランスでは、心の病気になってしまった人に、お医者さんが美術館でアートを体験するプログラムを受けるようにアドバイスすることがあるんだって。
美術館に行ったら、まずは展示してある作品について説明してもらうんだ。そのあと、作品を実際につくってみるんだって!
このプログラムは、地域の美術館と協力して行われているよ。全部で2時間のコースになっていて、作品を作るときには、作品づくりにくわしい人に作り方を教えてもらえるんだとか。
こうしたお医者さんのアドバイスは、みんなといっしょに楽しいことをしたり話したりすることで、心を元気な状態にもどしていく方法なんだ。
だから、美術館に行くことだけじゃなくて、サーフィンをしたり、森林浴をしたり、だれかといっしょにからだを動かしたりすることをアドバイスするお医者さんも世界にはいるんだって。
日本でも、千葉県の佐倉(さくら)市立美術館で、認知症(にんちしょう)の人や、介護(かいご)が必要な人とその人たちの家族が、絵をみながら話すイベントが行われているよ。
心を元気にする方法は、薬を飲むことだけじゃない。いろんな人と楽しんだり、いろいろ話したりするなかで、元気になっていくこともあるんじゃないかな。
その方法は、美術館に行くことやサーフィンをすること、森林浴をすることなど、さまざま。みんなも自分に合う方法で、心を元気にしていけるといいね。
情報提供:IDEAS FOR GOOD(ハーチ株式会社)