安全でハッピーな「道路アート」が、車の事故をふせぐ!
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2024/09/27
アメリカ合衆国
こんなことがかいてあるよ!
- 横断歩道(おうだんほどう)での事故は、悲しいけれどまだたくさん起きているんだ…。
- アメリカでは、横断歩道をより安全に歩くため、道路に絵を描く(かく)プロジェクトを始めたんだ!
右向いて、左向いて、もう一度右向いてゴー!
学校の交通安全教室で習う、横断歩道をわたるときの合言葉だね。
横断歩道では、歩いている人が優先(ゆうせん)で、車は止まらなきゃいけない。でも、信号がない横断歩道もあるから、ていねいに左右を確認してわたらないといけないね。
それでも、横断歩道での事故は、まだたくさん起こっているんだ。
事故をふせぐためには、歩いている人や車を運転する人が、今までよりもっと注意をするしかないのかな?
じゃあ、こんなアイデアはどうだろう?
アメリカのプロジェクト「Asphalt Art Initiative(アスファルト・アート・イニシアチブ)」では、こんなふうに、交差点の四つの角に「道路アート」を描いたんだって!
この道路が…
こんなふうに変身!
道路に絵を描くと、車道の幅がせまくなるよね。そうすると、自然と車の走るスピードが落ちるんだって!
道路に絵を描いたから、横断歩道の長さも半分くらいになったんだとか!
はやく歩けない小さい子どもやお年寄りも、これなら前よりも安心して横断できるね。実際に、この交差点を「とても安心」と感じる人は3倍近くも増えたらしいんだ。
アメリカの他の場所では、こんな道路アートもあるよ。
これらのアートは車の事故を減らすために描かれたものだけど、道路に絵が描いてあることで、その場所を通る人も楽しい気持ちになるよね!
みんなが生活するまちでも、この横断歩道は危ないな…と思うようなところはあるかな? そんなところに道路アートがあったら、もっと安全に生活できるかも?!
情報提供:IDEAS FOR GOOD(ハーチ株式会社)