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2か月ごとに旅する教室?遊牧民の子どもが学ぶ場所

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2024/03/29

チャドの国旗(こっき)

チャド

こんなことがかいてあるよ!

  • チャドの遊牧民の人たちは、約2か月で住む場所を変えていく。だから、学校に通うことも難しかったんだ。
  • でも、2019年に青空教室が始まって、一緒に学校が移動するようになってから、教育の大切さを保護者が理解できるようになって、子どもたちのできることが増えてきたんだ!

世界には、いろいろな方法で生活する人たちがいるのは知っているかな?

家に台所がなくて、外食が多い台湾の生活。

家に洗濯機がないから、コインランドリーで洗濯するアメリカの生活。

そもそも家に住所がなくて、移動しながら生活しているチャドの遊牧民の人たち。

でも、移動しながら生活していると、必要な時に必要なものを得ることが難しい。例えば、学校で教育を受けるのが、難しかったんだ。

移動しながら生活しているなら、学校も一緒に移動しちゃえばいいんじゃない?なんて発想で始まったのが、2019年に始まったチャドの青空教室!

この青空教室は、約2か月で住む場所を変える遊牧民グループの後を追って、70人あまりの子どもたちに授業をしたんだって!授業に必要なものは、他の団体から支援を受けて用意したんだとか。

チャドの青空教室では、子どもたちを通わせる保護者と話し合いながら、授業を進めてきたんだ。そんな中で、「今までわからなかった学校教育の大切さを、理解できるようになった」と話す保護者も増えているよ。

子どもたちは授業に参加することで、自分の名前を書けるようになったり、計算ができるようになったりしているんだ。

こんなふうに、いろんな生活の形に合わせて教育が受けられれば、生活する場所によって教育が受けられないということも、少しずつ変わっていくかもしれないね。

情報提供:IDEAS FOR GOOD(ハーチ株式会社)

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