ニオイや手ざわりで場所を知る?いくつもの工夫がちりばめられたインドの学校
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2024/03/22
インド
こんなことがかいてあるよ!
- 目に見えるものだけじゃなくて、他の感覚も使って生活できれば、見て判断するのが苦手でも、自分のペースで生活できるよね。
- インドの学校では、いろんな工夫をしながら、子どもたちが生活しやすい場所を、みんなでつくったんだ!
みんなが周りにあるものに気づくためには、どんな感覚が必要だろう?
例えば、それがどんな音を出すものなのか、音を聞く必要があるかも。食べ物であればどんな味がするか、ニオイがするかも感じる必要があるよね。
そして何よりも、それがどこに、どんなふうにあるのか見てみないとわからないよね。
でも、世の中には目で見てものに気づくのが、苦手な人もいる。そんな人たちも、一緒に快適に過ごしていくには、どんな工夫が必要なんだろう?
そのヒントは、インドのある学校にあるんだ。
例えば、ニオイで教室の場所がわかるように、教室が近い廊下には、強いニオイのする植物や木を植えるんだって!
それから、壁の工夫!廊下の壁には、場所によって横向きやたて向きの線が入っていたり、砂のような手わざりになっていたりするんだとか。壁を触るだけで、自分が今どこにいるのか、わかるようになっているんだ。
こうした工夫は、実際に生活する子どもたち、時には先生たちのアイデアも聞きながら、考えていったんだ。つくっている最中にも、子どもたちに壁をさわってもらったりして、どんな方法がわかりやすいか、実験しながら進めていったんだ。
この学校では、点字も使って、いろんな感覚を使って生活できるようなつくりになっている。こんな学校であれば、いろんな子どもたちが、自分のペースで生活できる場所になるだろうね!
情報提供:IDEAS FOR GOOD(ハーチ株式会社)