ひまわりの形で、もっと電気を作っちゃおう！

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1949

2023/10/30

オーストリア

みんなは「太陽光パネル」って見たことあるかな？

今までに見たある太陽光パネルって、どんな形をしていたかな？

オーストリアには、おもしろい形の太陽光パネルがあるらしい。どうやら、ひまわりのような花の形をした「スマートフラワー」という名前の太陽光パネルらしいんだ。

でも、なんでわざわざひまわりのような形にしたんだろうね？

実は、ひまわりって、太陽の光をたくさん浴びることができるように、太陽の動きに合わせて向きを変えるんだって！だから・・・

「ひまわりの習性を太陽光パネルに活かせば、よりたくさんの太陽光を取り込んで、より多くの電気を生み出せるんじゃない！？」

そう考えられてできたのが、スマートフラワーだったんだ。

スマートフラワーは、太陽がのぼってから太陽がしずむまで、常に太陽に対して90度の角度で傾くようしてあるんだ。だから、スマートフラワーは、今までの太陽光パネルより、40%も多く電気を生み出せるんだって！

それに、花の花びらが閉じるのと同じように、スマートフラワーも夜や風が強い日には、自動でパネルを閉じることができるんだ。それだけじゃなくて、閉じたときには自動できれいに掃除もできるから、パネルが汚れて上手く電気を生み出せない、ということも少なくなっているんだ。

調査によると、15～35歳のうち73％のお客さんが、「環境のことを考えているんだったら、少し多めにお金を支払ってもいい！」と考えているんだって。だとすると、少し多くお金を払っても、スマートフラワーを取り付けようと思う人がこれから増えるかもしれないね！