食べものは自分で持ってきて!ブラジルの「食材のないレストラン」
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2023/10/30
ブラジル
こんなことがかいてあるよ!
- ブラジルに期間限定でオープンしたレストランには、メニューがない。
- お客さんが食材を持ってくると、一流シェフが美味しい料理を作ってくれる!
- 食べ残しの問題を解決しようとしたアイデアだったんだ。
みんなは、レストランに行ったことがあるだろうか?
もしレストランに行ったら、まず何をするだろうか?
きっと、まずメニューを開くんじゃないかな。そこには、好きな食べものランキング1位、2位、3位・・・などの料理がたくさんのっていると思う。からあげ。ハンバーグ。お寿司やラーメンかも!
でもね、メニューもなければ、料理を作るための野菜や魚、お肉だって、何にもないレストランがブラジルにあったんだって!レストランなのに、どうしてなんだろう?
それはね、お客さんが「もう食べれないと思っていた」食べものを、何でもおいしい料理に変えてくれる一流シェフがいるからなんだ!
お客さんが、専用のバッグに野菜やお肉などを入れてレストランに持ち込む。それだけで、バッグの中身が特別においしい料理へと変身するんだ。どんなものでも、おいしい料理に変身させちゃうなんて、これぞ一流のシェフだよね!
食べ終わった後には、来てくれた人たちに「家でも作ってみて」と、レシートの代わりに料理のレシピをプレゼント。食べた後も楽しめるなんて、最高のサプライズだね!
このレストランをやってみよう!と考えたのは、アメリカの有名なマヨネーズ会社ヘルマンズ。多くの人たちに、「食品ロス」(ゴミになってしまう食べ残し)の問題について、考えてもらいたいと思っていたんだ。それといっしょに、この会社のマヨネーズが、どんな料理にも合うことをアピールしようと思ったんだって。
2日間限定だったこのレストランも、たくさんの人たちの注目が集まって、ブラジルを中心に話題になったんだ。200以上のニュースで注目されて、2,700種類もの食べものがごみ箱行きになるところを助けられたと、ヘルマンズ社は発表したんだ。
2020年、日本人は1人あたり、1日におちゃわん1杯分(150g)の食べものを捨てている。食品ロスが減らせるよう、今までにない新しい方法で考えてみよう!
情報提供:IDEAS FOR GOOD(ハーチ株式会社)