さとうや食塩などが水にとける量や重さについて調べてみよう。水にとけたものは、あとから取り出すこともできるよ。
お砂糖や食塩を水に入れると、かきまぜるうちにだんだん見えなくなるよね。
これは、砂糖や食塩が水とまざり合って、とけたという状態なんだ。
たとえば砂糖が水にとけると、水のなかに砂糖のつぶつぶが 目に見えないくらい小さく分かれてまざっているんだ。
そのため、水を見ても砂糖は見えないけれど、味はちゃんと甘いままだよ。
限度までとけたら、それ以上はとけない。たとえば、お水にお塩をたくさん入れていくと、あるところでもうとけきれなくなり、下に沈んでしまうことがあるんだ。
温度を上げるとさらにとけることが多い。お湯のほうが水よりもたくさんの物質をとけこませやすいんだ。だから、砂糖入りのあたたかいジュースは、より甘くできるかも。
甘みやしょっぱさは 変わらない。砂糖なら甘い、塩ならしょっぱいままだから、味はちゃんと残るよ。
見た目は変わる。とけたものは透明になるから、水の中には見えないんだ。
元に戻すこともできる。水分を蒸発させると、塩や砂糖の結晶が残って、固体にもどるよ。
・砂糖や塩などは 水にとけると、目には見えなくなるけど、その性質(甘さやしょっぱさ)はしっかり残る。
・とける量には限度があるし、温度によってとける量も変わる。
水にいろんなものを入れて、どれくらいとけるか試してみると、意外なものがたくさんとけたり、まったくとけなかったりして、おもしろいはずだよ。
動画で学ぼう!(NHK for School)
(外部サイト)
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水に溶けた物がどのような状態になっているかについて考えをもつ。
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水を蒸発させると溶けていた物が出てくることに興味・関心をもつ。
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物が水に溶ける現象に興味・関心をもち規則性を探求しようとする
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ふしぎがいっぱい (5年)
水に物が溶けていく様子を観察。温度の変化によって、水に溶ける物の量には限度があることに気がつく。
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理科5年 ふしぎワールド
水の量と温度で溶け方が変わることや、水溶液を冷やすと結晶になってでてくることをとらえる。