電磁石の性質と強さ
まとめ 自由研究

電流を流すことで磁力を発生する電磁石。電流の向きや強さを変えることで、電磁石の性質を調べてみよう。

電磁石ってなに?

電磁石は、電気の力を使って磁石にするしくみだよ。
鉄などの金属線をコイルにまいて電流を流すと、その中の鉄心に入れてある鉄の棒が 強い磁石になって、鉄をひきつけたりはね返したりできるんだ。

電磁石の性質

スイッチのオン・オフで磁石の力を出したり消したりできる。ふつうの磁石とちがい、電気が流れているあいだだけ磁石になるよ。
電流の向きをかえれば、N極・S極の位置がかわる。電池を反対につなぐと、N極とS極が入れかわるよ。
どれぐらいの電流が流れるかで強さが変わる。強い電流を流せばその分磁力が強くなるし、弱いときは 磁力も弱いんだ。

どんなところで使われている?

クレーン車
大きなスクラップ工場で、鉄くずを持ち上げるために 電磁石を使っているんだ。スイッチをオフにすると鉄を離せるからべんりだよ。

家電やモーター
洗濯機やエアコンなど、多くのモーターは電磁石の力を使って回転しているよ。

スピーカー
スピーカーの中にも電磁石が入っていて、振動をつくって音を鳴らしているんだ。

まとめ

・電流を流すと磁石になる「電磁石」 は、スイッチのオン・オフで使える便利な磁石。
・強さを変えるポイントは、コイルのまき数、電流の大きさ、そして 鉄心の有無。
・くらしの中では、クレーン車やモーター、スピーカーなど、いろいろな場面で活躍している。

電磁石を作ってみると、ふつうの磁石とはちがう便利さや自由度の高さを感じられるはず。
身近な道具がどうやって動いているか考えると、 さらにおもしろいよ!

動画で学ぼう!(NHK for School)

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