アサガオやインゲンマメなどの植物を種から育てて、芽が出て、成長するようすを観察しよう。種や芽、葉の形は、ほかの植物とはどのようにちがうのかな?
植物の種は、新しい命のもとだよ。土の中や地面の上など、いろいろな場所に落ちて、適当な条件がそろうと、そこから芽を出して育っていくんだ。
水
種は水をふくむことでうるおいを得て、だんだんふくらんでいくよ。
空気
芽が出るときや、根がのびるときに、空気も必要なんだ。
適当な温度
暑すぎたり 寒すぎたりすると、うまく育たないことがあるよ。
光
芽が出たあとの植物は、光でエネルギーをつくる「光合成」を行うよ。
水を吸う
種は水をすうと、かたかった外側がやわらかくなって、中にある小さな芽や根が成長しやすくなるんだ。
根が先に出る
種の中には、芽と根のもとになる部分が入っているよ。
たいていは根が先に出て、土の中から水分やえいようを吸い始めるんだ。
芽が出る
根が水分やえいようを吸うと、芽がぐんぐん育って、土の上に出てくるよ。
葉がひらく
芽が土の上に出てくると、最初のの葉っぱが開くんだ。ここから光合成でエネルギーをつくって、もっと大きく育っていくよ。
水やえいよう
土の中の水や、肥料にふくまれるえいようを根から吸いあげるよ。
太陽の光
光合成でエネルギーをつくって、茎や葉を大きくするんだ。
空気中の二酸化炭素
光合成で 必要になる大事な材料。
まめの仲間
大きな種で、発芽のようすがわかりやすいよ。
ひまわりやあさがお
芽が出てから茎が伸び、花を咲かせるまで楽しめるね。
野菜の種
育ったら食べる楽しみもあるよ。
種が芽を出して、しっかり根をはり、葉を広げて光合成をすることで、植物はどんどん大きく育っていくんだ。
いろんな種をまいて観察すると、成長のスピードや育ち方のちがいを見つけることができておもしろいよ!
動画で学ぼう!(NHK for School)
(外部サイト)
-
アサガオの育ち方のまとめ。アサガオを育てた後の復習のほか育てるきっかけづくりが行える。
-
様々な種の特徴と正しいまきかたを知るとともに、植物を育てる楽しさを学ぶ。
-
アサガオの種が根を出し子葉が開くまでの成長の順序を学ぶ。
-
アサガオの種の育つ過程を観ることで、育ち方には一定の順序があることを学ぶ。
-
ふしぎがいっぱい (3年)
植物の種をまき、その育ち方を観察する。今回は特に発芽の様子を観察し、その決まりを見つけるとともに、その後の育ち方に対する期待や見通しを持たせる。
-
理科3年 ふしぎだいすき
身近な植物の種をまいて、成長を観察し、植物の育ち方についての考え方を持つようにする。
その他の動画を見る(外部サイト)
読んでみよう!
-
みんなにも身近なアサガオのさく季節や分類などについて、きっず図鑑で見てみよう。
-
ひとくちにインゲンマメといってもいろいろな種類があるよ。インゲンのさく季節や分類などについて、きっず図鑑で見てみよう。
-
日本では古くから育てられているホウセンカのさく季節や分類などについて、きっず図鑑で見てみよう。
おすすめのサイト(外部サイト)
アサガオが育つようすを観察して、「栽培(さいばい)日記」をつけてみよう。栽培日記の書き方は、このサイトを参考にしてね。
花や野菜など、植物の種類ごとに栽培方法を解説しているサイト。季節の植物を紹介するコラムも。