太陽の光が当たっている日なたと、当たっていない日かげでは、どのようなちがいがあるのかな? 温度計や鏡を使って調べてみよう。また、鏡で反射させた場合に、太陽の光はどのように進むのか、温度はどのように変化するのかも見てみよう。
太陽は、とても遠いところでものすごく大きく光っている星だよ。
その光が地球に届くと、昼間はあたりが明るくなるんだ。
太陽の光は、まっすぐ進んでくる性質があるんだ。
このまっすぐな光が、建物や木、わたしたちの体に当たったとき、光が通りぬけない部分ができるよね。そこが「かげ」になるんだ。
太陽が高いところにあるとき
かげは地面にちいさく写るよ。お昼の近くは、太陽が空の高いところにあるから、かげは短くなるんだ。
太陽が低いところ にあるとき
かげはぐーんと長くのびるよ。朝や夕方は、太陽が地平線に近い位置だから、かげは長くなるんだ。
かげの向き
太陽と反対の方向にかげができるよ。朝は東に太陽があるから、かげは西にのびる。夕方は西に太陽があるから、かげは東にのびるんだ。
朝から昼、昼から夕方へ…太陽がだんだん動いて見えるのと同じように、かげも向きや長さを変えていくよ。
実験(じっけん)してみよう!
同じ場所で 何回か観察する
かげの向きや長さがどう変わるかをノートなどにメモしてみよう。
いろんなもののかげを比べてみる
木のかげ、電柱のかげ、人のかげ…形や長さが どうちがうか見てみるとおもしろいよ。
・太陽の光がまっすぐ地球に届くとき、建物や人など光を通さないものがかげを作る。
・太陽が高いときはかげが短く、低いときはかげが長くなる。
・かげの向きは、太陽と反対側にできる。
・朝、昼、夕方… 時間とともに かげも動き、向きや長さが変わっていくよ。
太陽の光とかげを観察すると、太陽の位置や時間の流れもいっしょに感じることができるよ。みんなも かげといっしょに1日を見てみよう!
動画で学ぼう!(NHK for School)
(外部サイト)
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