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彗星

彗星

基本データ

英名
comet(コメット)
分類
太陽系

説明

突然、夜空に現れて長い尾をたなびかせる彗星は、古来からしばしば、不吉なものと考えられてきた。彗星の正体がわからなかった時代の人々にとっては、ボウッとした頭部とそれに続く長い尾、そして夜空を日々移動していく彗星の姿が、人心をまどわせる不思議なものと映ったのであろう。現在では、彗星は太陽の周りを巡る太陽系の天体の一員であることがわかっている。
彗星には、何度も太陽への接近をくりかえす周期彗星(しゅうきすいせい)と、一度だけ太陽に近づいてそのまま太陽系のかなたに消えていくものとがある。ハレー彗星は、代表的な周期彗星で、76年周期で太陽に近づく。
彗星の正体は、氷と岩石のかたまり、つまり汚れた雪だるまのようなもので、太陽に近づくとその一部がとけて宇宙空間に放出され光りかがやく。
彗星がまきちらしたチリの軌道(きどう)に、地球が飛び込んだときに、数多くの流星となって観測されるものが流星群(りゅうせいぐん)である。

情報提供元: アストロアーツ(外部サイト)

  

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