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冥王星

冥王星

基本データ

英名
Pluto(プルートー)
分類
太陽系

説明

かつては、太陽系の第九番惑星(だいきゅうばんわくせい)とされていた。
大きさは地球の約6分の1、重さも500分の1と、よりも小さく、岩石でできた惑星。

英語名のPluto(プルートー)は、発見者トンボーがいた天文台の創設者で、新惑星さがしに大きく貢献したパーシバル・ローエルの頭文字から取られたものだが、ギリシャ神話の死者の世界の王であるプルートの意味もあわせもっている。プルートはギリシャ語でハーデス。
ローエルやピッカリングによって計算で予測された位置にもとづいて、惑星さがしが行われ、1930年にアメリカ・ローエル天文台のトンボーによって発見された。冥王星は他の8つの惑星とはいちじるしく異なった特徴をもっている。他の8つの惑星がほぼ同一の平面を公転しているのに対して、冥王星の公転面は17度傾いている。また他の8つの惑星の公転軌道がほぼ円に近いのに比べて、かなりいびつなだ円形をしている。さらに、冥王星は惑星としてはひじょうに小さく、質量はの6分の1 とむしろ小惑星に近い。
以上のことから、2006年に惑星の新たな定義(ていぎ)が取り決められた時に冥王星は惑星から外され、準惑星という新しいカテゴリーに入った。
2006年にはNASAの探査機ニュー・ホライズンズが打ち上げられ、2015年に到着して初の冥王星探査を行う。

情報提供元: アストロアーツ(外部サイト)

  

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