2006年に新しく作られた太陽系天体のカテゴリーで、2012年現在5つの天体が準惑星として認められている。かつて惑星(わくせい)のひとつとして数えられていた冥王星、同じく太陽系のはてにあるエリス、マケマケ、ハウメア、そして火星と木星の軌道の間の小惑星の中でもっとも大きいケレスがこの「準惑星」に属している。
準惑星のとくちょうは、太陽の周りを回り、丸い形をした十分な重さの天体であることだ。ただし、周囲の中でとびぬけた大きさではないところが惑星と異なる。また、公転軌道がほかの惑星とくらべてかたむいている。
2000年代に冥王星よりも大きいエリスが見つかったために、惑星とは何かを新たに取り決めなければならなくなった。その結果、冥王星は惑星から外れ、準惑星という新しいカテゴリーに入れられることになった。
情報提供元: アストロアーツ(外部サイト)