(C)Tetsu TAGUCHI
イソギンチャクを小さくしたような形の八放(はっぽう)サンゴの仲間で、ポリプがたくさん集まって大きくかたい群体(ぐんたい)となり、サンゴ礁をつくっている。群体の形は角状、枝状、指状などさまざまに変化する。群体は褐色だが、ポリプが埋まりこんでいるかたい骨格の内部が青いため、「アオサンゴ」とよばれている。アオサンゴの広大な群落で世界的に有名な石垣島の白保(しらほ)では、1つの群体の大きさが10メートルを超える巨大なものも見られ、貴重である。
情報提供元: アストロアーツ(外部サイト)