こん虫の体には、ある決まった特ちょうがあるよ。観察して、その特ちょうを調べてみよう。
虫の仲間には、カブトムシやバッタ、チョウやテントウムシなど、いろいろな種類がいるよ。
体のつくりをよく見ると、「頭」「むね」「はら」の3つの部分にわかれているんだ。さらに、むねからは 足が6本はえていて、羽があるものもいるよ。
頭のようす
・目はどんな形? 2つにわかれた目や、小さな点々が集まった目など、いろいろ。
・くちの形はどうなっている? がぶっとかむタイプか、チョウみたいにストロー状の虫もいるんだ。
むねのようす
・足が6本はえているのは、こん虫の大きな特徴だよ。
・羽がある虫は、むねのところに羽がついているんだ。
はらのようす
・どれくらいの長さや幅がある?
・何か節のようになっている? 呼吸するための穴があるよ。
体が3つの部分に分かれている(頭・むね・はら)
足が6本ある。ただし、さなぎの時期や幼虫の姿とはちがう場合もあるよ。
外側がかたいから、脱皮をして大きくなる虫が多いんだ。
あまりさわりすぎないように
虫もびっくりしてしまうから、つかまえるときはやさしくね。
ルーペや虫めがねを使ってみよう
小さな体のパーツがくわしく見えておもしろいよ。
その虫が好きな食べ物やすみかを調べる
どんな場所でどんなはっぱを食べるのか知ると、より深く観察できるよ。
花から花へとんで受粉を手伝う虫もいるし、葉を食べてしまうけど、土を豊かにしてくれる虫もいるよ。
虫それぞれの役割や、自然での暮らし方を見ると、生きもの同士がつながりあっているのがわかるんだ。
虫の体は、「頭」「むね」「はら」の3つに分かれ、足は6本。羽がある虫、ない虫、目やくちの形など、虫によっていろんなバリエーションがあるんだよ。じっさいに虫を見つけたら、そっと観察してどんなふうに体ができているかチェックしてみてね。
動画で学ぼう!(NHK for School)
(外部サイト)
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