自分が伝えたいことを、よりわかりやすく、具体的に伝えるためにはどうすればいいのか、コツを学ぼう。
調べたことを発表するとき、一番大事なのは「聞いている人が理解しやすいかどうか」です。
どんなに面白い内容やしっかりした情報を集めても、伝え方が分かりにくいと十分に伝わりません。少しの工夫で、ぐっとわかりやすい発表になりますよ。
なぜ具体例が大切?
「Aという問題があります」とだけ言われてもピンとこないけれど、「たとえばB市では1年間に10トンのゴミが出ており、その処理に10万円かかっています」と数字を出すと、イメージしやすくなります。
実体験や事例
自分が実際に見たり体験したことや、インタビューで聞いた話などを混ぜると、説得力が高まります。
むずかしい言葉や概念を説明するとき
身近なものにたとえるとわかりやすくなる。たとえば、「この仕組みは工場のラインのように、順番に流れていきます」など。
小学生や友だちに話す感覚で
難しい専門用語をそのまま使うより、たとえや簡単な言い回しで言いかえると理解しやすい。
写真や図表で視覚的に
長い文章をずらっと並べるより、写真やイラスト、表やグラフを配置すると、見た瞬間に内容が伝わりやすい。
レイアウトにメリハリを
タイトル・見出しは大きく、注目してほしい数字は太字にするなど、視線を誘導する工夫を。
括弧や脚注をつける
初めて出てくる言葉には「~とは、Aのこと」という補足を書き加えるといいね。
口頭で一言フォロー
たとえば「Aというのは、いろいろな化学物質を含む水のことなんですが」というふうにその場で説明すると、聞き手が置いてきぼりにならない。
動画で学ぼう!(NHK for School)
(外部サイト)
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しまった!~情報活用スキルアップ~
デーモン閣下が小・中学生に情報を活用する技を伝授!今回のテーマは「具体的に伝える」。どうなれば、具体的に伝えたことになるのか。そのスキルについて学んでいく。
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伝えたいことがあいまいだったり、言葉が足りなかったときに、よく大人から言われる「もっと具体的に言って!」という言葉。しかし、そもそも「具体的に」とはどういうことなのか。具体的に伝えるためにはどうすればいいのか。具体的に伝えるために必要な「事実」と「意見」の違いについて学ぶ。
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伝えたいことがあいまいだったり、言葉が足りなかったときに、よく大人から言われる「もっと具体的に言って!」という言葉。しかし、そもそも「具体的に」とはどういうことなのか。具体的に伝えるためにはどうすればいいのか。他の「事実」と比べ、具体的に伝える「比較」について学ぶ。
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伝えたいことがあいまいだったり、言葉が足りなかったときに、よく大人から言われる「もっと具体的に言って!」という言葉。しかし、そもそも「具体的に」とはどういうことなのか。具体的に伝えるためにはどうすればいいのか。他の「事実」に例え、具体的に伝える「比喩」について学ぶ。
おすすめのサイト(外部サイト)
比較(ひかく)の方法を3つ紹介しているよ。使い分けて相手にわかりやすく伝えてみよう。
いろいろな比喩(ひゆ)表現にチャレンジしてみよう。