調べたことやクラスのできごとをまとめる新聞。読む人に情報を伝えやすくするための工夫を学ぼう。
調べたことをみんなに伝える方法のひとつとして、新聞づくりがあります。
ふだん読んでいる新聞を参考にしながら、自分なりにまとめた情報を記事として書いてみると、「見出しの付け方」や「写真の使い方」、「どんな順番で伝えるか」が身につきます。
テーマを決める
たとえば、「地域の歴史」「ある動物の観察」「実験の結果」など、自分がまとめたいことをはっきりさせる。
取材・情報集め
本やネット、インタビューなどで資料を集め、メモや写真をとり、内容をリストアップしておく。
記事の構成を考える
大きな見出し、小見出し、本文、写真や図、キャプション(写真の説明文)などをどう配置するか大まかに決める。
実際に作成する
原稿を書き、レイアウトにあわせて写真やイラストを配置する。
見直し・仕上げ
誤字脱字や文章の読みやすさ、レイアウトのバランスなどをチェック。
大きな見出し(メインタイトル)
新聞の顔になる部分。「ヒミツを徹底調査」「地域の祭りに迫る!」など、読む人の興味を引く言葉選びをしてみよう。
小見出し(サブタイトル)
記事の途中にも小見出しをつけると、どんな内容が書かれているか分かりやすくなる。
リード文を書く
記事の最初に概要や大事な事実を簡単にまとめる。
たとえば「毎年約1万人が訪れる地元の人気イベントです。」など。
本文は短い段落に分ける
一文を長くしすぎず、段落を分けながら内容を追加していく。
原稿用紙に書くというより、新聞のレイアウトに合わせて適度な文字数を意識すると読みやすい。
インタビューや引用を入れる
「Aさんは『~~』と語っています」というように、他の人の声を入れると説得力が増す。
引用した場合は、出典(本やサイトの名前など)を添えよう。
動画で学ぼう!(NHK for School)
(外部サイト)
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しまった!~情報活用スキルアップ~
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おすすめのサイト(外部サイト)
クラスで新聞を作るときの手順を紹介しているよ。参考にしながら、みんなで新聞を作ってみよう。