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1.
ツチイナゴ 動物
トノサマバッタのように大きなバッタで、九州以北では、唯一成虫で冬をこすバッタである。晩秋や早春に大型のバッタを見かけてびっくりすることがある。これは本州であるならば、ツチイナゴだ。幼虫は緑色のものや黄かっ色のものがあるが、成虫は茶色である。いろいろな草を食べるが、とくにクズの葉を好む。
2.
ハネナガイナゴ 動物
羽の長さは腹端をこえること、メスでも細身なことなどで、コバネイナゴと区別できる。田園にもいるが、草地に多く、コバネイナゴより農薬の影響を受けやすいと思われる。おもにイネ科の各種植物を食べる。
3.
ショウリョウバッタ 動物
イネ科植物のしげる河原など、明るい草地に多い。メスは日本で一番大きいバッタだ。オス、メスともに飛ぶが、オスはキチキチと音を立ててよく飛ぶので、キチキチバッタの別名もある。オス、メスとも緑色の型と茶色の型がある。トノサマバッタと比べ、都市公園など小規模な草地にもすむことができるようだ。
4.
トノサマバッタ 動物
トノサマバッタという名前のように、がっしりとした体格の大型のバッタ。普通年1回の発生だが、暖かい地方では6月頃と、秋の2回発生する。河原など広い草地のある場所に多く、ひじょうに敏感で近づくと飛んで逃げる。羽はかっ色のものが多いが、胸は緑色から茶色までいろいろな型がある。幼虫のときの密度が高いと、羽が長くなり飛翔力が強くなる。
5.
オンブバッタ 動物
緑色のものから茶色のものまで色彩に変異(へんい)が大きい。畑や道ばたの草地にごく普通に見られるバッタで、オスはメスよりずっと小さい。オスはメスの上にのっていることが多く、これがオンブバッタの名前の由来だ。ススキなどは好まず、キャベツ、ヨモギなど葉の広い植物を食べる。
6.
カワラバッタ 動物
後ろ羽は水色で、飛んでいるとよく目立つが、石の上にとまるとみごとな保護色となり、見失うことが多い。石のごろごろした中流域の河原にのみ見られる。ごく普通のバッタであったが、河原が整備されることにより、生息に適した環境が少なくなり、各地で減少傾向にある。
7.
ヒシバッタ 動物
色や模様に変化が多く、灰色のもの、茶色のもの、背中や羽の模様もさまざまだ。みごとな隠蔽色(いんぺいしょく)をしているものが多い。どこにでも生息していて、都会の家の庭や公園でも見られる。地上性で、普通は羽が短く飛ぶことはできない。ヒシバッタはいくつかの種(しゅ)に分けられるが、分類はとてもむずかしい。
8.
キリギリス 動物
キリギリスの鳴き声は夏の風物詩だ。暑い盛りに、日当たりのよい草地でチョンギースと鳴く。鳴くときは草の上に出るので観察しやすい。いったん見逃すと、地上におりて草のあいだを移動するので発見はむずかしい。緑色のものから茶色のものまでいろいろな型がある。雑食性で植物質のほか、バッタなどの昆虫をとらえて食べる。
9.
エミュー 動物
オーストラリアの草原や林、砂漠のオアシスなど、広範囲な環境にすむ。体型はダチョウに似るが小型で、足の指はダチョウが2本なのに対して3本である。ダチョウに次いで大きな鳥。飛ぶことはできないが、時速50キロメートルぐらいで走ることができる。雑食性で、バッタなどの昆虫、果物、草の種子などのほか、草の葉や花なども食べる。農作物を食べてしまうこともある。
10.
チョウゲンボウ 動物
翼の先がとがっていて、ほかのハヤブサ類より尾が長い。オスは頭と尾が灰色。メスは上の面が赤茶色で、全身に黒いこまかい模様がちりばめられている。川沿いの崖(がけ)のくぼみ、木の穴、ビルなどの建造物に巣をつくる。空中で停止したまま飛ぶホバリング飛行をよくする。ノネズミ、小鳥、トカゲなどのほか、バッタなどの昆虫もよく食べる。