フランスのシャルトリュー派の修道士が北アフリカから連れ帰ってシャルトリュー寺院で飼っていた猫が、僧侶のつけている衣と同じように美しく光かがやいた毛をしていたことから、この名が付けられました。
シャルトリューはフランスの家庭猫として愛されていましたが、美しいブルーの毛皮が珍重されたため、捕獲されて絶滅の危機に瀕します。第二次大戦後、絶滅しかかっていたシャルトリューとブリティッシュショートヘアなどとの交配で、がっしりと筋肉質な現在のシャルトリューとなって生まれ変わりました。温和な性格で、鳴き声が小さく、静かな猫です。
欧米では、その国の土着の猫を愛するブリーダーたちの努力もあって、シャルトリューやブリティッシュショートヘア、ロシアンブルーなど、美しい土着タイプの猫たちが血統管理されて、大切に保存されています。