ブルーのショートヘアとしては、日本で最初に紹介された猫です。日本人好みのスレンダーな体型と神秘的なエメラルドの瞳、ブルーグレーの毛色が人気を呼び、今ではすっかりポピュラーな品種になりました。瞳の色が、子猫の頃は金色で、成長と共にグリーンに変わっていきます。
起源はロシア原産のブルーの猫といわれていますが、現在のロシアンブルーは、イギリスやスウェーデンのブリーダーたちによって現在のような猫に改良され、品種としてデビューしました。
北国育ちのため、アンダーコートのたっぷりとしたダブルコートで、シルクのような被毛は密生し、独特のブルーのカラーを一層引き立てています。
性格は敏感で、ややシャイな面がありましたが、日本でブリードされるようになって多少内気な性格は緩和されています。それでも、鳴き声は小さく、おとなしい性質の上品な猫です。