アメリカで、シャムにアビシニアンのアグーチを取り入れ、アグーチポイントの猫を作り出そうと繁殖させた結果、偶然スポットタビーを持つ子猫が生まれました。その猫がこの品種の元になります。その後、アメリカンショートヘアとも交配され、現在のオシキャットが誕生しました。
オシとは、豹柄が美しいことで有名な野生種オセロットのこと。美しい豹柄にあやかって付けられた名で、オシキャットがオセロットと交配されているというわけではありません。むしろ、シャムやアビシニアン、アメショーなど、飼いやすい品種の間から生まれたので、ワイルドな見かけによらず、優しい猫です。
骨太で大柄な体格で、神経質というほどではありませんが、警戒心が強く、人見知りします。しかし、良く馴れた環境ではとても甘えっこです。あまり鳴かず、鳴いても鳴き声が小さい点が特徴です。