とても陽気で遊び好きな半面、賢くて人にもよくなつき、おだやかで飼いやすい性格なので、欧米ではシャムやペルシャに次ぐ人気品種です。
独特のカラーはシャムの血を受け継いでおり、他の猫のカラーよりも淡い、ダイリュートと呼ばれる色合いになります。そのため、他の品種と同じカラーでも、バーミーズ独特の呼び名が付いていたりします。
起源は、ビルマ(現在のミャンマー)の「フォンマゥ」というブラウンの猫で、1930年、アメリカに渡ったフォンマゥとシャムとの交配でバーミーズが誕生しました。
その後、アメリカでは丸みを帯びたコビータイプに仕上がりましたが、ヨーロッパではスリムなセミフォーリンタイプが好まれて、現在ではヨーロピアン・バーミーズとアメリカン・バーミーズは別品種扱いされるほど違う猫になりました。体毛はサテンのようにきめ細かいなめらかさがあり、高密度の細かい毛は美しい光沢を放ちます。