ペルセウス座流星群
流れ星(流星群(りゅうせいぐん))を見るときは
流れ星は、天気さえよければ、いつでも見ることができます。でも、ふだんの日は、流れ星の数が少なくて、よほど運がよくないと見つけることができません。
ところが、一年のうちに何度か、いつもより多くの流れ星が現れる日があります。それは「流星群(りゅうせいぐん)」が現れる日のことです。そういう日をえらんで、星空を見上げていれば、きっと流れ星を見つけることができるでしょう。また、その日一日だけでなく、前後の日にも流れ星が多めに現れるので、気をつけて星空を観察してみましょう。
「流星群」のなかでも、とくにたくさんの流れ星が現れる流星群があります。
たくさんの流れ星が現れる流星群としては、次の2つが有名です。
・毎年、8月12日~13日ごろに現れる「ペルセウス座流星群」
・毎年、12月13日~15日ごろに現れる「ふたご座流星群」
ただし、このほかの流星群も、年によっていきなりたくさんの流れ星が現れることがあります。毎年、11月17日ごろに流れ星が現れる「しし座流星群」は、2001年11月18日に、1時間に千個以上の流れ星が現れました 。
流れ星を観察するときは、次のことに注意してください。
・外に出てすぐは、目が暗さになれていないので、流れ星が見つかりません。
外に出て15分から30分くらいすると、目が暗さになれて、流れ星が見つかるようになります。
・星空の広いはんいをながめるようにしましょう。
流れ星は、星空のあちらこちらに現われます。
・月が明るく光っているときは、流れ星を見つけにくくなってしまいます。
なるべく月の方を見ないで、反対がわの星空をながめるようにしましょう。
・ゆっくり時間をかけて、観察してください。
ベンチによりかかったり、マットの上にねころがったりして、楽なしせいで、流れ星が現れるのをまちましょう。
情報提供元: アストロアーツ(外部サイト)