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おもに水深200~600メートルのやわらかい泥でおおわれた海底にすむ。歩脚(ほきゃく)が細長いことから、細い木の枝を表す「楚(すわえ)」がなまり「ズワイガニ」と名づけられた。はじめは雌雄ともほぼ同じ大きさで成長するが、ある時期から成長に差が生じ、オスはメスに比べ、約2倍の甲幅となる。大きなオスをズワイガニとよび、メスはセコガニ 、セイコガニ、コウバコガニなどとよぶ。北陸地方で「越前がに」、山陰地方では「松葉がに」とよばれる。
情報提供元: アストロアーツ(外部サイト)