(C)Teruaki NISHIKAWA
4つの丸は生殖腺(せいしょくせん)で、オスは白色だがメスはピンクないし紫色となる。生殖腺が眼のように見えることから俗に「ヨツメクラゲ」ともよばれる。笠のふちには短い触手(しょくしゅ)が無数にある。笠の下側にある口の周囲には、口腕(こうわん)という4本の短い突起がたれ下がる。幼時にはちいさなイソギンチャクのような形をしたポリプで岩盤に付着し、これが分裂して、小さなクラゲとなって泳ぎながら成長する。全世界のミズクラゲは同じ1つの種(しゅ)とされてきたが、詳しく調べた結果、いくつかの種に分かれることが最近わかってきた。
情報提供元: アストロアーツ(外部サイト)