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セアカゴケグモ

セアカゴケグモ

(C)Hirotsugu ONO

基本データ

学名
Latrodectus hasseltii
分類
無せきつい動物
分類詳細
節足動物門ヒメグモ科
分布・環境
大阪府、三重県四日市;オーストラリア、南太平洋、東南アジアの温暖な地域
全長
メス10~14mm・オス3mm(脚を除く体長)

説明

1995年の秋、大阪府高石市で発見された毒グモ。オーストラリア原産と考えられるが、人間活動の影響で分布を拡げ、世界各地の熱帯から暖温帯の限られた場所に見られる。日本で見つかったものは斑紋の特徴から、オーストラリア産のものと考えられ、羊毛、鉄鉱石、麦などの輸入貨物についてやってきたと推定されている。都市部の環境によく適応できる性質で、小型の昆虫をえさにする。日本にいる1400種類のクモの中でゴケグモの仲間だけが人の命を左右する致死性(ちしせい)の毒を持っている。かまれると赤くはれ、神経の働きがさまたげられたり、吐き気、めまい、嘔吐(おうと)したりといった症状が出る。海外ではかつては死にいたるケースもあったが、現在は抗毒血清(こうどくけっせい)があるのでその心配は少ない。兵庫県、和歌山県、奈良県、愛知県などでも生息例が報告されている。特定外来生物に指定されている。

情報提供元: アストロアーツ(外部サイト)

  
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